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【転職体験談】戦略コンサルへ転身 – 監査法人からのキャリアアップと転職成功の裏側

2025.04.22

転職体験談

R.Sさん(29歳) 慶応義塾大学出身
前職:監査法人コンサル部門
転職後:外資系戦略コンサルティングファーム

私は監査法人で約6年間、主に上場企業の財務諸表監査や内部統制評価に従事してきました。業務を通じて企業の財務状況やリスク管理体制を深く理解することができましたが、次第に「もっと経営の根幹に関わる仕事がしたい」という思いが強くなりました。
特に、クライアントの経営課題に対して戦略的な提案を行い、実際の変革を支援するような役割に魅力を感じ、外資系戦略コンサルティングファームへの転職を決意しました。​

今回サポートいただいた担当者は、実際に外資系戦略ファームでのコンサルタント経験をお持ちの方でした。だからこそ、表面的な求人情報だけでなく、現場で求められる思考の深さやスタンスまで踏み込んだアドバイスをいただけたのが非常に心強かったです。

ケース面接対策では、ただ問題を解くだけではなく、「どう構造化すれば説得力が増すか」「どこにファームごとの評価ポイントがあるか」といったプロの視点で細かくフィードバックをもらえたことが、最終的な成功に直結しました。

さらに、自分自身では気づかなかった「向いているファーム」「志向に合わないカルチャー」なども整理していただき、単に“受かる転職”ではなく“入社後に活躍できる転職”を一緒に描けた感覚があります。​

転職の軸は「年収を維持・向上させながら、より戦略的なポジションにチャレンジすること」でした。
初期段階では、久しぶりの選考ということもあり、面接での受け答えに苦戦する場面もありました。しかし、担当者と毎回の面接後に丁寧な振り返りを重ねることで、改善点が明確になり、後半は安定して通過するように。

ケース面接については、フェルミ推定や市場分析のロジック整理を何度も練習し、「自分なりの型」を構築できたことが大きかったです。あわせて、企業ごとの選考傾向や想定問答を事前に共有してもらえたのも、精神的な安心材料になりました。

最終的には複数社から内定をいただき、最もカルチャーフィットの良かった外資系戦略ファームへの入社を決断しました。年収も700万円から900万円へアップし、納得のいく結果となりました。

転職は「キャリアを前に進めたい」という意志があってこそ意味があるものです。
今すぐ動くべきか悩む方も多いと思いますが、まずは現状を棚卸しし、自分にとっての優先順位を整理することが第一歩になると思います。そして、そのプロセスを一人でやるのではなく、信頼できる第三者と対話することで、思いもよらない選択肢に気づくことができます。

特に戦略コンサルのようなハードルの高い業界を目指す場合は、情報の“質”と“深さ”が成否を分ける要素になります。適切な支援を受けることで、効率的かつ納得感のある意思決定ができるはずです。

当初、年収については「維持できれば御の字」と考えていましたが、最終的には200万円以上のアップで着地できたことには正直驚きました。自分では強く主張できなかった交渉の場面でも、戦略的な動きと提案をしていただいたおかげです。

また、活動全体を通じて、単なる“サポート役”ではなく、“伴走者”として寄り添ってくださったことにも感謝しています。知見・誠実さ・人間力を兼ね備えた素晴らしいパートナーでした。
この転職を通じて、自分のキャリアに対する自信が深まりました。本当にありがとうございました。