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面接時のマナー

2024.11.11

その他コラム

応募書類のマナー

第一関門の書類選考で、企業側が「この人と会ってみたいな」と思ういくつかのポイントを整理しましょう。

 

1.送付書類

最初に企業へおくる書類は「折らない」ことが基本です。採用担当者は多くの応募書類を扱うため、三つ折り、四つ折りにすると封筒から出した時に折れ目で見づらくなり、印象も良くありません。そこで、オススメなのが

  • 頭紙(簡単な挨拶文)
  • 履歴書
  • 職歴書(1枚に収める)

の計3枚をA4印刷しクリアファイルにいれ「角2封筒」でおくりましょう。また、会社から早めに書類を送ってほしいとの要望がある場合は「速達」を使用しましょう。

 

2.証明写真

写真は、顔と体のバランスが良いものを選びましょう。画面いっぱいに顔しかないものや、中心から外れた写真の場合、採用担当にもよりますが「今後この人に仕事をお願いしても大丈夫かな?」と不安を抱くことも少なくありません。

ですので、少しでも誤解を招かないようバランスの良い写真が簡単に撮れる写真館、もしくは証明写真機での撮影をオススメします。

 

3.鉛筆で下書きをしない

履歴書は、油性もしくはゲルインクのボールペンを使い、下書きなしで書くことをオススメします。採用担当者は書類を通して「常識の理解度」と「ビジネスレベル」を少しでも読み取ろうとします。そのなかで、履歴書に下書きした鉛筆痕があると採用することに不安を抱く担当者は少なくありません。ですので、下書きはせず間違えたら書き直す!これが基本です。

服装マナー

面接を何社か受けていると、気づかないうちに清潔感のない服装になっていることがあります。ここでは簡単なお手入れ方法も含め、服装のポイントをお伝えします。

1.清潔感

面接前に、自分の後ろ姿を確認しておきましょう。意外と面接官の目につく服装のシワ、特に「ジャケットは背中~腰」「ズボンは膝裏」「スカートはヒップ下」あたりのシワ感です。気になる時は、あて布を敷きアイロンをかけるなど、少しの工夫で大きく印象が変わります。

2.TPO

面接時、業種(アパレル、クリエイティブ等)によっては私服での面接を実施する企業があります。その場合、シャツ、ジャケット、ブラウス、カーディガン、パンプスなどを着用した方が無難です。もし迷うときは「この服装でオフィスに行って違和感はないか?」など、イメージトレーニングをしてみましょう。また、面接会場によっては靴を脱ぐことがあるため、ストッキングや靴下の破れなども見落とさないようにしましょう。

 

面接中のポイント

30分~1時間ほどの面談で面接官は「何を知りたいのか?」ということや、面接を受けるにあたり見落としがちなポイントをいくつか整理しましょう。

1.聞き上手

円滑にコミュニケーションを進める上で、「聞き上手」であることは企業から非常に重宝されます。仕事の場合、話を「聞く」ことで相手の望みがわかり、作業を進めやすくなります。同じく面接も質問を「聞く」ことで相手を理解し答えられます。ですので、話さなきゃ!と思う必要はなく聞き上手さんを目指していけば自然と会話もはずみます。また、タイミングよく自身の熱意も伝えてきけますので「聞く」を意識しましょう。

2.ビジネスマナーの有無

中途採用の場合、やはり企業は即戦力を求めています。「目を見て受け答えをする」「大きな声で挨拶をする」「『どうぞ』と言われてから着席する」など、面接で必要なマナーは職場でも活用できるものばかりです。ですので、普段からインターネットや本屋さんを活用し、面接でのマナーを学ぶことをオススメします。

3.素直さ

面接中、分からない質問をされたとき「勉強不足ですみません」と、素直に分からないことを伝えた方がやはり好印象です。分かったふりをして取り繕い、さらに深堀りした質問をされると本人も辛いですよね。また、企業としては「分からない」ことがある場合、素直に聞いてくれる人材の方が安心して仕事を任せられます。ですので、背伸びをせずそのままのご自身で面接に臨むことをオススメします。

4.スキルチェック

会社にもよりますが、例えば製造や販売希望の場合「一般常識テスト」、事務は「一般常識テスト」と「パソコンスキルチェック」を設けています。試験は、おおよそ10~30分ほどで完了することが多いものです。面接時は、緊張で普段の力が発揮できないことも少なくありません。ですので、スキル(基本レベル)の勉強をしておくことをオススメします。

5.マスク着用の有無

コロナ渦でマスクを着用することが常識となった現代。それでも面接時は「マスクを付けたままでも宜しいでしょうか?」と一言、添えるだけでやはり印象は違います。オンラインの場合は、対面ではないためマスクは着用しないほうが良いですね。

6.終わりの挨拶

面談終了時は「お時間を割いて頂きありがとうございました」、更にドアの前で担当者の方へ向き直し「ありがとうございました」を忘れずに伝えましょう!面接が終わると気が抜けそうになりますが、面接官は扉が閉まるまで見ているものです。

 

まとめ

面接は、どうしても緊張して自分のことで精一杯になりがちです。しかし企業側に立って考えるなど、少し視点を変えることで視野が広がります。就職活動を自身のスキルアップにもつなげていけると良いですね!