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会計・監査業務は「つまらない作業」から脱却できるのか?

2025.06.24

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EYとRSMといった世界的な会計ファームが、AIによる業務の抜本的な変革に向けて大規模な投資を発表しました。

EYはNVIDIAと連携し、新たな生成AI基盤「EY.ai Agentic Platform」を開発。10億ドル規模の投資を通じて、データ収集・報告書作成・コンプライアンス対応など、従来「退屈」とも言われていたプロセスを自動化・効率化し、会計士が本質的な思考や分析に集中できるよう再設計しています。

一方、RSMも今後3年間で10億ドルをAI・テクノロジー戦略に投資予定。生成AIエージェントを軸に、監査、税務、クライアント支援プロセスのデジタルシフトを加速させ、特に中堅企業市場でのサービス高度化を目指しています。

これらの動きは、「会計士の仕事は退屈で反復的」といったイメージを刷新し、AIを活用して知的価値の高い仕事へと再構築する試みと言えます。AIと会計人材の融合による、より魅力的なキャリア像の提示に今後も注目です。

(記事はこちら)
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https://www.wsj.com/articles/rsm-plans-1-billion-investment-in-ai-agents-other-services-8b9e7bce?utm_source=chatgpt.com