笑いと民主主義

米国の長寿番組「Jimmy Kimmel Live!」がトランプ大統領の圧力を受けて放送停止になったことに対し、
ハリウッド業界が猛反発しています。
https://lnkd.in/eZdAbV37
Jimmy Kimmel Live!:ジミー・キンメル・ライブは20年以上続く有名なトーク番組。
マット・デイモンとの悪ふざけシリーズなどは日本でもご存じの方が居るかもしれません。
もともと左派的でトランプ大統領に対しても批判的な番組だったのですが、先日のカーク氏暗殺に関するコメントが原因で、放送局の親会社であるディズニー社が圧力をうけ、無期限の放送停止に追い込まれました。
「笑い」は民主主義社会におけるチェック機能の一つです。
コメディや風刺がきっかけとなって、皆が興味を持ち話題にし始めるから、議論が促進され、結果として最も正しいであろう選択肢が選ばれていく。
時にはガリガリ揉めながらも。
笑いの自由、というか表現の自由は、ただおふざけを許容している訳でなく、民主主義というシステムを維持する上でとても重要なのです。
権力が不都合な発言を規制し表現の自由を阻害すると、政治に対するチェックが十分働かなくなってしまいます。歴史上、それは時に独裁や狂気に繋がってきました。
組織も社会も、ちょっと揉めてるくらいで丁度良いんですな。江戸時代みたいに国民全員がお上に従っているのは不健全。ガバナンスってのはそういうもん。
米国の日本との違いとして「TVのようなマスメディアが公然と政府を批判する」点があり、昔から米国の報道機関は健全だなぁと思っていたのですが・・・
さて、どうなることやら。
【この記事について】
※こちらの記事は弊社代表のLinkedin投稿をアーカイブ保存したものです。
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