SaaSの死

「SaaSの死」という言葉が話題になっています。
これは、SaaSのような人間による操作を前提としたビジネスソフトウェアが無用となり、
AIに操作させるタイプのものが一気に流行り出すのではないか、
という市場変化に関する話です。
米アンソロピックのAIエージェントClaudeの登場以降、
「AIエージェント時代にSaaSは必要なのか?」という疑念が世界中に広がっています。
その影響もあり、セールスフォース、アドビ、Sansan、マネーフォワードといった
SaaS企業の株価が低迷しています。
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/51560
この10年、人材市場においてSaaSは一つのブランドでした。
営業、カスタマーサクセス、プロダクトマネージャー、各種エンジニア、
果ては事務職に至るまで、「SaaSにいれば市場価値は上がる」という空気すらありました。
もしこの「アンソロピック・ショック」が世界的な潮流となり、
AIエージェントサービスが大量に立ち上がるとしたら、
SaaSで活躍してきた人材は次の市場へと民族大移動するかも知れません。
同時に、企業側の評価軸も変わるでしょう。
「ソフトウェアを使いこなす力」から「AIを設計する力」へ。
「ソフトウェアを運用する力」から「AIを自律させる力」へ。
SaaS人気がすぐに終わるとは思いません。
しかし、市場の主役が変わるとき、人の流れもまた大きくうねる、これは世の常です。
次の10年、転職市場の中心がAIエージェント領域へ移る可能性は十分あるのではないでしょうか。
皆さんは、この変化をどう見ますか。
今のポジションは「操作側」でしょうか、
それとも「設計側」でしょうか。
※こちらの記事は弊社代表のLinkedin投稿をアーカイブ保存したものです。
【著者プロフィール】
https://www.linkedin.com/in/suzuki-career-liaison/

